シェイプ・オブ・ウォーター

シェイプオブウォーター

劇場公開日：2018年3月1日
上映時間：-分
製作年：2017年
製作国：アメリカ
配給：20世紀フォックス映画
原題：The Shape of Water

あらすじ

「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を手がけ、2017年・第74回ベネチア国際映画祭の金獅子賞、第90回アカデミー賞の作品賞ほか4部門を受賞したファンタジーラブストーリー。

1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所で清掃員として働く女性イライザは、研究所内に密かに運び込まれた不思議な生き物を目撃する。イライザはアマゾンで神のように崇拝されていたという“彼”にすっかり心を奪われ、こっそり会いに行くように。幼少期のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は不要で、2人は少しずつ心を通わせていく。

そんな矢先、イライザは“彼”が実験の犠牲になることを知る。「ブルージャスミン」のサリー・ホーキンスがイライザ役で主演を務め、イライザを支える友人役に「ドリーム」のオクタビア・スペンサーと「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンス、イライザと“彼”を追い詰める軍人ストリックランド役に「マン・オブ・スティール」のマイケル・シャノン。アカデミー賞では同年最多の全13部門にノミネートされ、作品、監督、美術、音楽の4部門を受賞した。

キャスト

【サリー・ホーキンス】
【マイケル・シャノン】
【リチャード・ジェンキンス】
【ダグ・ジョーンズ】

スタッフ

監督
【ギレルモ・デル・トロ】

製作
【ギレルモ・デル・トロ】
【J・マイルズ・デイル】

脚本
【ギレルモ・デル・トロ】

感想

今年もアカデミー賞の時期がやってきました。そして、期待されたシェイプオブウォーターが賞を総なめ！

シェイプオブウォーターは著名な映画監督のGuerermo Del Toro氏の最新作。今回のアカデミー賞では１３部門でノミネートされました。

シェイプオブウォーターは本当に素晴らしく天才的な映画でした。舞台が１９６０年代ということもあり、昔ながらの映画のように感じました。絶妙な映画撮影と完璧な美しいシーンで生まれたラブストーリー。各シーンは豊かで魅力的であり、映画は芸術作品のように美しい。

美しさと懐かしい感じを思い浮かべるラブストーリー、おとぎ話のような質感、スリリングで感情的な映画で

ETのような映画を彷彿される物語でした。

映画で流れる音楽はサリー・ホーキンズによって演奏されています。彼の演奏によって、この映画はリードしています。ホーキンスは、身長の低いものの、映画の中では大きな存在となっています。

差別が多いアメリカでは多様性が常に必要とされてきました。しかし、近年は白人至上主義がより一層表面化してきました。そんな中、シェイプオブウォーターに登場してくる生物のように、見た目は例え違ってもお互いに惹かれ合うことで問題は解決してくれるというメッセージを感じました。

グローバル化した現在の世界にまさに必要なメッセージです。

シェイプオブウォーターの映像は美しく、音楽も本当によかったと思いましたが、ストーリーがそれほど面白くなかったです。

どこにでもありそうなストーリーでした。結末がどんな風に予想出来る映画でした。

最近のアメリカでは特にこうゆう展開が多く、ストーリーよりも映像、メッセージ性が強くなってしまって、ストーリーがおろそかになることが多い。

それでも全体的に評価するとアカデミー賞を受賞するだけあって、面白かったです。

一度ぜひ見てみてください。

予告

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